ホテル日航プリンセス京都は、地域コミュニティへの貢献、SDGsの取組みが評価され、京都市及び公益社団法人京都市観光協会(DMO KYOTO)が選出する、令和4年度「持続可能な京都観光を促進する優良事業者表彰」を受賞いたしました。
「持続可能な京都観光を推進する優良事業者表彰」は、近年、京都において観光課題が市民生活に影響を及ぼす事態が生じていた中で、持続可能な京都観光を創りあげていくことを目指して策定された「京都観光モラル」に則した優良な取り組みを行った企業を表彰するため、令和4年度新たに創設されたものです。
ホテル日航プリンセス京都は、地域社会の一員であるとの認識に立ち、その責任を果たすべく、さまざまな社会貢献活動を行いました。その中でも、地元小学校での食育教室の開催や祇園祭への参加等をはじめとする伝統文化の継承、地域エコ推進団体と連携した活動に積極的に取り組んでまいりました。また、当ホテルでは生ごみ処理機の導入により生ごみ廃棄量の大幅な削減に加え、処分不可能な生ごみをバイオガス発電プラントに依頼処理する際に生成される優良な有機肥料を使用して栽培したお米を当ホテルで消費する「食品リサイクルループ」の構築と環境保全に関する取り組みも行ってまいりました。これらの取り組みが評価されたとともに、地域団体からの推薦を受け、今回の受賞に至りました。
当ホテルは、これからも市民生活と観光が調和した豊かな「京都観光」のためにできることを考え、実践し、SDGsの達成に貢献できるよう精励してまいります。
●評価対象となった一部取組み
・食品ロスや食の大切さを学ぶ親子食育教室を地元「豊園エコ推進委員会」と共同で開催。
当ホテル総料理長による食育講話や調理実習を実施。
・祇園祭の「齋竹、注連縄」を祀る場所として当ホテル宴会場を提供する他、
当ホテルに隣接する保昌山の粽作りに従業員が参加。
・「高齢者・障がい者の方へのサービス並びに対応ポイント」に焦点を当てた社内勉強会の実施。
・当ホテルから排出される生ごみの焼却処理ゼロを達成。
また、バイオガス発電プラントでの処理時に生成される優良な有機肥料を使用して栽培したお米を
当ホテルで消費する「食品リサイクルループ」の構築。
・ホテル全館での地下水使用。また、公共水道停水時に地域住民に命の水を提供する
「災害時協力井戸」に登録するとともに、ホテル敷地内に24時間誰でも地下水を汲める散水栓を設置し、
資源の有効活用に努める。
親子食育教室の様子
生ごみ処理機